離してなんてあげねえよ
「…じゃーな、湊」
「おう♪またなぁ」
蓮水君…笑った顔は可愛いのに…
…!!!
いや、あたし何考えてんの!
私は教師なんだから!
蓮水君は生徒!
ハッと我にかえると
蓮水君の顔がまじかにあった
「美嵩先生、顔真っ赤」
「うわぁ…!きゅ、急に顔を
近付けないでください!」
「やっぱ先生、てぇ出したくなる」
「何言ってるんですか!
早く案内して下さい!」
「ふぇいふぇい」
渋々蓮水君は私を案内しだした