ミュンミュンゴシップ
ものが来ると、悲しさを紛らわせるために食べ始める。

「自分の分は自分で払うから気にしないで。でも、パフェは1つ払ってね。」

いい人なのかなんなのか…

「勝手に頼んでそれはないんじゃないかしら。まあ、もとを言えばあたしが素直に行くからダメなのか…。」

梨李菜はにっこりとそう言うこと。と笑った。

笑った顔は確かに綺麗だ。

と言うか…

「笑うんだ?」

「失礼ね!!あたしだって笑うわよ。」

そう言えばあたし…大学入ってから大学であまり笑ってない気がした。

「と言うか、なんでこんなに仲良くなってるんですか…。」

「さあね。まあ、良いじゃないの細かいことは。」

そう言って梨李菜はカルボナーラを口に運んだ。
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