涙恋~朔side~
俺の親父は部下の女に殺された。
原因は親父の小さな嫌がらせの積み重ね。
学校にいた俺は先生唐突に言われた。

一瞬辺りが無音になり俺はその場に倒れた。

気がつくと祖母と母親が悲しい顔でおれをみる。

大丈夫?大丈夫?
なぜか、その言葉がかなり重く感じた。

親父が前言っていたことがフラッシュバックする。

「俺がもし死んだら、俺の代わりに母さんと婆さん守るんだぞ。」     
 
父さん…、それは今のとこ無理かも、
壊れかけた俺の心が動き始める限りは。
誰か助けて‥…
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