ラヴ・ラヴァーズ・キス
けど・・・
違った。
私の手は、義父の傍を通り抜け、その腕の中にすっぽりと収められた。
!!!???
「こんな可愛い娘ができて、僕は何て幸せ者なんだ。」
頭上でそう撫でるような声がした。
いやいやいや!
待て、何だこの過剰なスキンシップは!
ちょっと、お母さんも止めてよ!
「あ、あの・・・っ。」
困り声+焦り声でそう呻くように声を上げると、義父はそっと腕を開放し
私を見つめて微笑んだ。
「さぁ、息子たちも首を長くして待っているよ。」
そう言って、母をエスコートしつつ、私の腕をとる。
ええっと・・・
こんな格式あるレストランに、まず来ること自体が珍しい。
そのうえ、ウチは長く母子家庭だった。
中学を卒業してからは、高校も大学も女子校だったし会社も男子社員数ほぼ0の企業。
だから、男の人に対する免疫もほぼ皆無。
こんな私が、こんな華麗なエスコートやらスキンシップやらをされて
・・・
「私のダーリンに惚れちゃいやよ?」
母が、私の耳元でそっと囁いた。
「んなっ!」
違った。
私の手は、義父の傍を通り抜け、その腕の中にすっぽりと収められた。
!!!???
「こんな可愛い娘ができて、僕は何て幸せ者なんだ。」
頭上でそう撫でるような声がした。
いやいやいや!
待て、何だこの過剰なスキンシップは!
ちょっと、お母さんも止めてよ!
「あ、あの・・・っ。」
困り声+焦り声でそう呻くように声を上げると、義父はそっと腕を開放し
私を見つめて微笑んだ。
「さぁ、息子たちも首を長くして待っているよ。」
そう言って、母をエスコートしつつ、私の腕をとる。
ええっと・・・
こんな格式あるレストランに、まず来ること自体が珍しい。
そのうえ、ウチは長く母子家庭だった。
中学を卒業してからは、高校も大学も女子校だったし会社も男子社員数ほぼ0の企業。
だから、男の人に対する免疫もほぼ皆無。
こんな私が、こんな華麗なエスコートやらスキンシップやらをされて
・・・
「私のダーリンに惚れちゃいやよ?」
母が、私の耳元でそっと囁いた。
「んなっ!」