コイビト以上?
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後日無事に審査も通り部屋の賃貸契約が出来た
バタバタし過ぎて目まぐるしかったけど
なんとか、やっとひと段落
「洗濯機と冷蔵庫くらいかな
あとはそこまで大きくないからうちの車で往復すればなんとかなるし
宜しくね利根君」
「相変わらず見事なパシリ様だな菜成。俺に任せて事故っても知らねえからな」
利根に車を出させて大きな荷物を運ぶ
いつも文句言いながらもなんだかんだ最後まで手伝ってくれる
「何?睨んでんの?微笑んでんの?」
「お前どんな眼球してんだよ。
あんだけ菜成に近づくことギャーギャー言ってたくせにこういう時は上手くパシんだな」
「ギャーギャーなんて言ってねえよ
言ったじゃん菜成はお前のこと信頼してんだからその関係を壊すつもりはない。
ただお前から余計なことふっかけたらタダじゃおかないってだけで」