大好きなキミのまま。

一緒に帰ろ

なんやかんやで、
入学式は終わり、
家に帰ろうとして下駄箱にむかった。
なんか後ろから誰かに呼ばれているような気がして振り返ると
真也が、私を呼んでいる。
恥ずかしすぎて逃げたい。
と思ったけどここで逃げるのは
おかしいと思い、
「なぁーに?」と聞いた。
すると、
「一緒帰ろう」というまさかの発言で
驚きが隠せなくなって、
「え?」と驚きの気持ちが声にでちゃった。
真也は最高の笑顔で
「いくぞ!」
その一言に心がときめき
とてもドキドキした。
私は真也を好きになってから
中学校で何人かに告られていた。
でも、真也を越えてすきになれる自信なんてものはぜんぜんなくて、
だから私は、あえるかもわからないけど、
今までずっと好きでいたんだ。
その真也と、
隣に歩けてるなんて私は
なんて幸せなんやろー。
ほんま幸せ。
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