Hazy moon night
「嫌…とか、そういうんじゃないから。」

「じゃあ、何?私の事、そんなに嫌い?」

「…嫌いじゃない。オレも、嫌いな女の子と手を繋いで歩いたりはしない。」

「嫌いじゃないって、好きでもないって事?」

「…とりあえず、歩こうか。」

ハヤテはメグミの手を強く握り、その手を引いて歩いた。


< 120 / 651 >

この作品をシェア

pagetop