Hazy moon night
ハヤテは嬉しそうに微笑むメグミをジッと見つめて、指先でそっと唇に触れた。

「…好き、だよ。」

メグミはハヤテの目を覗き込むようにジッと見つめた後、目を閉じた。

引き寄せられるようにハヤテの唇が、メグミの形の良い唇にそっと触れた。

(柔らかい…。)

重ね合わせた唇の感触に、鼓動が高鳴る。

(すっげぇ好きかも…。)


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