Hazy moon night
自分が自分じゃないような行動を取った事に、ハヤテは思わず赤面した。

(でも…かわいかったな…メグミ…。)

心の中で名前を呼ぶだけでドキドキして、メグミの唇の柔らかさと、抱きしめた温もりが不意に蘇り、ハヤテは更に顔を真っ赤にして頭から布団に潜り込んだ。

(ヤ…ヤバイ…。今日、絶対眠れねぇ!!)

ハヤテは時折ため息をついては何度も寝返りを打ち、悶々としながら眠れない夜を過ごした。



< 132 / 651 >

この作品をシェア

pagetop