Hazy moon night
夕方になり、ハヤテはいつものように高校へ向かった。

(うぅ…眠い…。オレ…夜までもつかな…。)

途中のコンビニで買ったブラックコーヒーを一気に飲み干し、フラつく足取りで音楽室にたどり着いたハヤテは、あくびをかみ殺しながらピアノの前に座り、必死で自分を奮い立たせた。

(頑張れ、耐えろオレ…。これが終われば…メグミに会える…。)





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