Hazy moon night
しばらくハヤテの寝顔を眺めていたメグミが、ハヤテの体を優しく揺する。

「ハヤテ、起きて。」

「んー…。」

「起きて。一緒に帰ろ。」

メグミはハヤテの耳元に唇を寄せて囁き、その唇でハヤテの耳たぶにキスをした。

その感触に驚いたハヤテが目を覚まして身を起こし、キョロキョロと辺りを見回した。

(な…なんだ今の…?!)

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