Hazy moon night
ハヤテはあれこれと考えながら、残りの御飯を掻き込み、お茶で流し込んで席を立った。

食器を運びシンクの水桶に浸けて部屋に戻る。

(情けないけど、経験ない事はどうしようもないな…。やっぱりメグミと相談か…。)

恋愛経験のないハヤテにとっては、何もかもが未知の世界だ。

世間のカップルがどこに行って何をしているとか、部屋での過ごし方とか、どんな会話をしているとか…誰も教えてはくれない。

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