Hazy moon night
(別に悪い事してるわけじゃないんだから…そんなにビビる必要ないか…。)

ハヤテは大きく深呼吸をして、思いきってメグミの家のインターホンのボタンを押した。

(せめて嫌な顔だけはされませんように…。)

ドキドキしながら待っていると、玄関のドアが勢いよく開いて、メグミが満面の笑みで抱きついて来た。

「ハヤテ、いらっしゃい!!」

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