Hazy moon night
「うん、やっぱり美味しい。」

一口飲んでニッコリ笑っているメグミを見て、ハヤテもゆっくりとカップを口に運ぶ。

「あ、ホントだ。うまい。」

ハヤテが呟くと、メグミはもう一口飲んでカップをテーブルに置き、ハヤテの顔をジッと覗き込むようにして見つめた。

「ん?何?」

「今キスしたら、きっと同じ味がするよ。試してみようか?」


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