Hazy moon night
「………それはもう言わないで下さい…。」

(改めて思い出すと、めちゃくちゃ恥ずかしいな…。)

「ハヤテ、真っ赤。」

メグミはおかしそうに笑って身を乗りだし、ハヤテの唇にキスをした。

またしても不意打ちでキスをされたハヤテは、真っ赤な顔でうろたえる。

「うーん…もっとしないと、味はしないね。」

「もう…味はしなくていいから…。」

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