Hazy moon night
「違うの?」

ケロッとした顔で尋ねるメグミを見て、ハヤテは思わずため息をついた。

「あのさ、オレだって一応男だよ?二人きりになったら何されてもおかしくないってわかってるのに、家の人が誰もいない時によく部屋に入れるな。」

「うん、ハヤテだったらいい。」

「……全然良くない。」

「なんで?」

「なんでも。」


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