Hazy moon night
「逆に聞くけど、メグミ以外に誰がいる?興味ないわけないじゃん、めちゃくちゃ興味あるに決まってる。オレだって男だから、好きな女の子にキスしたいとか抱きしめたいとか触りたいとか、願望だってあるよ。だけど、理性くらいはちゃんとある。それともメグミは、さっきの漫画みたいに、後先考えもしないで所構わずがっつくような男が好き?だったらオレは無理。そういういい加減な事だけはしたくない。」
珍しく強い口調でまくし立てるハヤテの言葉をメグミは黙って聞いていた。
思わず熱くなってしまった事に気付くと、ハヤテは少し恥ずかしそうに目を伏せて、さっきとは違う穏やかな声でメグミに問い掛けた。
珍しく強い口調でまくし立てるハヤテの言葉をメグミは黙って聞いていた。
思わず熱くなってしまった事に気付くと、ハヤテは少し恥ずかしそうに目を伏せて、さっきとは違う穏やかな声でメグミに問い掛けた。