Hazy moon night
「しばらく会わないうちにまた立派になって。うちのバカ息子たちとはえらい違いね。」

「とんでもない…。」

「謙遜しなくてもいいのよー。ホントの事なんだから。」

ハヤテを誉めちぎる母親に、ショウタとソウタからブーイングが飛ぶ。

「自分の息子にバカはないだろう、バカは。」

「そうだよ、兄ちゃんはバカだけど、オレはハヤくんと同じ高校に行ってるんだぞ!」

「はぁ?なんでオレだけバカなんだよ?!」

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