Hazy moon night
「テストが終わったらどこか遊びに行こう。クリスマスもさ…一緒に過ごそうよ、二人で。」

「うん…私、ハヤテと一緒にいたい…。」

「それはオレも同じだよ。オレだってホントは…。」

言い掛けた言葉を飲み込むハヤテに、メグミが首をかしげる。

「ホントは…何?」

「いや…。やっぱりいいや。また今度、ちゃんと言うから。」

「気になるな…。」

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