Hazy moon night
メグミと知り合って間もない頃、メグミに“ハヤテ”と呼ばれるのが恥ずかしくて、名前で呼ばないでくれと言った事を思い出した。
(今はお互いを名前で呼び合って、それが当たり前になってるって、なんか不思議だな。)
目の前にいない時もメグミの事を考えている自分に気付き、ハヤテは少しくすぐったいような気持ちになりながらも、幸せだと思った。
「ライブに彼女呼べば。惚れ直すんじゃね?」
「惚れ直すって…。ピアノ弾いてるところはしょっちゅう見てるよ。」
「ピアノとバンドは、また違うじゃん。」
(今はお互いを名前で呼び合って、それが当たり前になってるって、なんか不思議だな。)
目の前にいない時もメグミの事を考えている自分に気付き、ハヤテは少しくすぐったいような気持ちになりながらも、幸せだと思った。
「ライブに彼女呼べば。惚れ直すんじゃね?」
「惚れ直すって…。ピアノ弾いてるところはしょっちゅう見てるよ。」
「ピアノとバンドは、また違うじゃん。」