Hazy moon night
ケーキを食べ終わると、メグミはハヤテに、四角く薄い包みを差し出した。
その包みの中は、いつか音楽室で肩を寄せ合って一緒に聴いたヒロの曲『Darlin'』が収録されたCDだった。
ハヤテの好みがわからなくて、いろいろ悩んだ末に、自分の一番好きな曲をプレゼントしようと思った、とメグミは言った。
そしてその日、二人はメグミの部屋で初めて一夜を共にした。
一晩中、何度も何度もキスをして、指を絡め名前を呼んで、互いを求め抱き合った。
触れ合う肌の温もりと込み上げる愛しさで、身も心も甘く満たされた、幸せな夜だった。
その包みの中は、いつか音楽室で肩を寄せ合って一緒に聴いたヒロの曲『Darlin'』が収録されたCDだった。
ハヤテの好みがわからなくて、いろいろ悩んだ末に、自分の一番好きな曲をプレゼントしようと思った、とメグミは言った。
そしてその日、二人はメグミの部屋で初めて一夜を共にした。
一晩中、何度も何度もキスをして、指を絡め名前を呼んで、互いを求め抱き合った。
触れ合う肌の温もりと込み上げる愛しさで、身も心も甘く満たされた、幸せな夜だった。