Hazy moon night
「ハヤテは音大に行ってるんだろ?今、3年だったよな?」

「うん。よく覚えてたね。」

「自分の息子の事だから当たり前だろう?」

父親はおかしそうに笑ってハヤテの顔を見た。

「ハヤテ、なんだか雰囲気変わったな。最近、どんな事してるんだ?」

「高校の合唱部の伴奏やったり、友達のバンドの助っ人でキーボード弾いたりしてる。」

「バンドやってるのか?意外だな。」

「うん。今回だけライブの助っ人で。」


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