Hazy moon night
「うん…ハヤテ、大好き。」

「オレもメグミが大好きだよ。」

メグミは嬉しそうに笑って、ギュッとハヤテに抱きついた。

「これじゃ行けないよ…。オレだってもっと一緒にいたいけどさ…。」

ハヤテが苦笑いしながら頭をポンポンと優しく叩くと、メグミはハヤテから体を離して、やっぱり少し寂しげに微笑んだ。

「わかってる。引き留めてごめんね。」

「入試とライブ終わったらゆっくりしようよ。目一杯甘えていいから。」

「うん。」





< 407 / 651 >

この作品をシェア

pagetop