Hazy moon night
合唱部では、卒業式後の謝恩会で披露するための曲の練習をしていた。
ハヤテはいつものように伴奏を務めながら、その歌声を聴いていた。
ここ最近、後輩の指導のためなのか受験勉強の息抜きなのか、割と頻繁にアズサが顔を出す。
今日もまた、アズサが音楽室を訪れ、後輩の指導にあたっていた。
(この子はよほど合唱部が好きなのか?それとも受験が楽勝なのか?)
入試前でラストスパートに忙しいはずなのに、たびたび顔を出すアズサを不思議に思いながらも、ハヤテは黙ってピアノを弾く。
今日はメグミが“図書室で勉強して待ってる”とメールを送って来たので、久し振りに一緒に帰る事になっていた。
(最近メグミは元気ないみたいだから、帰りにプリンでも買ってあげようかな。)
ハヤテはいつものように伴奏を務めながら、その歌声を聴いていた。
ここ最近、後輩の指導のためなのか受験勉強の息抜きなのか、割と頻繁にアズサが顔を出す。
今日もまた、アズサが音楽室を訪れ、後輩の指導にあたっていた。
(この子はよほど合唱部が好きなのか?それとも受験が楽勝なのか?)
入試前でラストスパートに忙しいはずなのに、たびたび顔を出すアズサを不思議に思いながらも、ハヤテは黙ってピアノを弾く。
今日はメグミが“図書室で勉強して待ってる”とメールを送って来たので、久し振りに一緒に帰る事になっていた。
(最近メグミは元気ないみたいだから、帰りにプリンでも買ってあげようかな。)