Hazy moon night
ハヤテが首筋にそっと触れると、メグミはくすぐったそうに首をすくめた。

「ん…ハヤテ…もう…ダメ…。」

(寝言?え?何この感じ?!)

一体何をやらかしたのかと、ハヤテは再び、夕べの出来事を思い出そうと必死に考えた。

「うーん…。」

ハヤテが思わず唸ると、メグミがゆっくりと目を開いた。

「おはよ…ハヤテ…。」

「あ…おはよう…。」

ハヤテがジッと見ている事に気付くと、メグミは少し恥ずかしそうに目をそらした。

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