Hazy moon night
それから二人でケーキを食べて、離れていた時間を埋めるように、何度もキスをして、お互いの肌に優しく触れて抱き合った。

久し振りに触れた柔らかいメグミの唇。

絡め合った指と、触れ合う肌の温かさ。

腕の中にメグミを抱きしめている幸せ。

止まっていた二人の時間が再び動き出した。

(メグミ…好きだ…もう離さない…。)





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