Hazy moon night
二人は玄関で抱き合ったまま、何度もキスをした。

ハヤテは唇を離してメグミの頬を両手で包み、額をメグミの額にくっつた。

「メグミ…続きは…ベッドで、しよ?」

「うん…。」

それから二人はベッドの中で、何度も何度もキスをして、お互いの体の温もりを確かめ合うように抱き合った。

ハヤテの長い指が肌に触れる度に、メグミが身をよじりながら、甘い吐息をもらす。

「メグミかわいい…。もっと見せて…。」

ハヤテの甘い囁きに、メグミは恥ずかしそうに肩を震わせた。


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