Hazy moon night
「今日のハヤテ…ちょっと意地悪…。」

「ん…?もっと意地悪しようか?」

ハヤテはメグミの耳たぶをついばむように優しく噛んで囁いた。

「メグミ…愛してる…。」

二人は久し振りに感じるお互いの感触を、貪るように求め合った。

愛情を確かめる方法は体だけじゃないけれど、体を重ねている時間は、心も体もすべてが繋がっているような、求め合うほど愛が深まるような、そんな気がした。



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