Hazy moon night
「学校この辺?」

「うん。学校も家もすぐ近く。ここでバイトしてるの。梶本くんは?」

「たまに行く店がこの近くなんだ。なぁ、時間あるなら飯でも食う?」

「そうだね。」

メグミはレジで会計を済ませ、ソウタと駅前のレストランに足を運んだ。

それから、食事をしながらお互いの高校卒業後の話や近況を話した。

メグミはハヤテと別れた時、理由は詳しく言えないが別れたと言う事実だけはソウタに話していたので、その後またハヤテと付き合っている事を報告した。

「そうか、良かったな。」

「うん。」

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