Hazy moon night
ハヤテが答えると、ユウは首を横に振った。

「取り柄がないって、大袈裟だなぁ…。まぁいいや。じゃあ、これからはリュウに髪切ってもらって、トモに料理の手伝いしてもらって、寂しくなったらハヤテにピアノ弾いてもらう事にするよ。」

「おぅ、いいぞ。いつでも切ってやる。」

リュウトがビールを飲みながら答えると、ハヤテはリュウトの方を見た。

「オレもいい?」

「ああ。ハヤテ髪切って欲しいのか?」

「うん…イメチェンって言うか、見た目変えたい。オレ、地味だろ?」


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