Hazy moon night
ハヤテがメグミの手から逃れるように歩き出すと、メグミは慌ててハヤテの後を追った。

「ハヤテ…怒ってる?」

「別に怒ってない。これが普通。」

「…そう?」

「すみませんね、愛想がないもんで。」

「ふーん?ハヤテ、愛想ないの?」

「見ての通りだよ。」

(ああもう…調子狂うな…。)


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