Hazy moon night
「メグミ…さっきの話の続きだけど…。オレにもメグミの代わりなんていなかったよ。メグミと別れてからもずっと…メグミに恋してた。」

「私も…ずっと、ハヤテが好きだった…。空港であんな事言ったけど…ホントはずっと、待ってたんだよ。ハヤテの事…。」

「うん…。長い間待たせてごめん。メグミはきっと誰かと幸せになってるんだろうなって思うと、確かめる勇気がなかった。」

「言ったでしょ?私はハヤテとじゃなきゃ…幸せになんてなれないの。」

「ありがとう、待っててくれて。メグミ…。」

ハヤテはメグミの手の甲に口付けた。

「もう2度と離さない。必ず幸せにするから…オレと…結婚してください。」

ハヤテの突然のプロポーズに、メグミは大粒の涙を流しながら、嬉しそうに笑った。

「ハイ…!」


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