Hazy moon night
驚くハヤテの顔を覗き込むようにして見上げながら、メグミは笑って自分を指さした。

「ここに、いるよ?」

ハヤテは一瞬メグミの顔を見て眉を寄せると、ため息をついて目をそらした。

「あのさ…。」

「ん?」

「モテない歳上の男からかっておもしろい?」

「え?!」

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