あのころ

転重軽受

当時井上陽水のアフロヘアがはやっていて私はアフロに
ポケットのたくさんついたサファリジャケット。
そのポケットにも血があふれていたそうだ。

後で聞くと、できたばかりの鉄筋コンクリート電柱直径30cmが
根元からちょうど30cmずれていたそうだ。相当の衝撃である。

ぶつかった瞬間フロントガラスを顔面が突き破り電柱に激突、
その衝撃が右目に集中し顔面を破壊せずに助かったとのことだ。

鼻骨も折れていて多量の鼻血が出たということらしい。
あと1cmでもずれていたらもう助からなかっただろうとのこと。

とにかく助かったのだ。転重軽受(重きを転じて軽く受く)=
過去の宿業を信心することによって早く軽く断ち切ることができる。

そう仏教では教える。ついに出た三障四魔!!!!
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