素直な魔法
吏玖side

今日は、柚花と帰る日…ってか一緒に帰るのが日課みたいなもんだよなw

吏「そろそろ、いかねーと時間にまにあ
わねぇーな」
荷物を全部いれて、行こうとした時

「あの…」
吏「…?どーした 俺か?」
女「う、うんっ。あのね、吏玖君」
吏「ん?どーした」
女「吏玖君は、好きな人いるの?」
吏「まぁ。うんっ」

いるに決まってる。誰よりも大切で
誰にも渡したくねぇ。俺の好きな人

女「そっか…でも、好きな人がいたとし
でも…言わせて。吏玖君が好き」
吏「…ありがと。でも、ごめん」
女「うん…大丈夫っ。ごめんね
じゃあ…」

彼女が向きを変えてでていこうとした
その時に、バランスをくずし
俺が抱きしめてるようになった…
彼女はなかなか離れようとしない
だから…

吏「ごめん。離れて」
女「ご、ごめんね…ありがと」

彼女は今度こそ、出ていった
でも、彼女のかわりにそこに
涙ぐんでいた柚花だった
< 6 / 12 >

この作品をシェア

pagetop