私と彼の恋愛事情
第一章
僕の朝はいつも早い
それは春休みも変わらず、そして休日も平日も変わらない
朝五時に起きて顔を洗ったら今日の分の予習開始、五時半から朝ご飯の支度、そして6時には親を起こして…

「 おはようさん、6時になったで、そろそろ起きんと朝練に間に合わんよ? 」

『 …ん、ありゃーとー… 』

「 ん、じゃあ今日もいつもんとこにいつも通りにな 」

幼馴染みたちにモーニングコール、これは中学校に入ってから始まった。僕は朝に強い方じゃない、というか物凄く弱い。でも家事しなきゃならないから頑張って起きてたらいつの間にか目覚ましがなくても五時前後に起きれるようになってた、幼馴染みたちも朝が弱くて小学校の時からよく迎えに行ったり起こしに行ったりした。でも中学生になったし家にはいけないからモーニングコールになった、最初は大変だったねケド今ではもう慣れて最近は勉強する余裕まで出来てる。親も起こしてモーニングコールも終えたら朝食、そして洗濯機を回して身支度を整える。そこまでできて6時45分、集合が50分だから充分間に合う

「 んじゃ、行ってきますー 」

そう、今日から新学期。そして僕らは三年生になった
この制服を着るのも、この道を通るのも気付けばもう3年目になっていた。キラキラと日差しが眩しい、綺麗な青空、今日はいい事がありそうだ
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