青春に、寄り道中。
それに勇気を出してお父さんに会いに行って、離婚のちゃんとした話を聞いて、それにわたしの言えなかった気持ちも伝えたい。
だけどコドモのわたしにはまだ勉強や部活やバイトを両立することはできないし。
勇気はないし、まだまだコドモの私にはオトナに口を出すことはできない。
だからこそ、早くオトナになるためにこの道を走り続けることはやめない。
オトナへ一歩でも近づけるために、たとえこれからどんなに辛いことが起きてもガマンして、走るんだ。
涙を手で拭って、立ち上がる。
そして白のワンピースについたであろう砂を手で払った。
よし、がんばろう。
きっと、大丈夫だから。
お母さんに心配かけずにうまくやっていくと、そう胸に決めた。
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