好きになるはずだった君は
いつもの朝?
ジリリリリリリ…



ああ、目覚まし時計がうるさいな…



ジリリリリリリリリリリ…



「うるさぁーい!!」



思いっきり目覚まし時計をたたくとリン!とバリッ!という音が聴こえた。私


はむっくりと起き上がると時計を見た。十時一秒で止まったまま動かない時計






また壊したよ…



また遅刻だよ…



あんな地獄学校行きたくないな…



今月は誰がいじめられ



「千里[ちさと]ー?起きたんなら学校に行きなさーい。」



一階からお母さんが私に言って来る。



お母さんには絶対服従だからなぁ…



「はぁーい!!」



私は出来る限り元気に答えて階段を降りていった。




「いってきまーす!」

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