familylove
「夢…」

…寝坊した!


「愛〜?起きた?」


「うんー、起きたよー」


起き上がろうとした時。

………吐く‼︎‼︎


トイレに駆け込んだ。

「オエエ…」

「どした愛⁉︎大丈夫か?」

「気持ち悪…ぃ」

言い終える前に、また吐いてしまった。

慎吾は私の背中をさする。

「愛、落ち着いたら、熱計って。」

軽く首を縦に振る。

それから数分し、落ち着いてソファにもたれていると、
慎吾に体温計をはさまれた。

ピピピピッ

「…37.5度か。
愛、今日は安静にして、明日も熱があったら、病院に行こう。」

「分かった。」

慎吾は仕事に出かけた。

家を出る時、「家事はするな」と念を押された。

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