familylove
「3階の部屋の人かな」


そう思い、洗濯物を干し終えてから3階への階段を上がった。


私達の部屋の真上まで来たところで、バタン‼︎と扉が開いた。


「わっ‼︎」


出てきたのは、ポニーテールの元気そうなお母さんと、幼稚園くらいの男の子。


「あ、そのTシャツ…」


「あっ、あのこれ…落ちて来たんですけど…」


「そうそう!これうちの子のなの!ありがとう!」



「そうですか。なら良かったです。」

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