familylove
「…あ、ねえリュウ君。下まで1人で行ける?」


「うん‼︎行けるよ!じゃあ、行ってきまぁす‼︎‼︎」


リュウ君は、元気よくエレベーターへ入っていった。


「あの…」


「あっ、ごめんね!Tシャツ、本当にありがとう。お礼もしたいし、上がってー」


「え、そんな大丈夫ですよ、このくらい」


「いいのいいの。ささ、上がって‼︎」


勢いに押され、部屋に上がった。


「そこ、座っといてーー」


おしゃれなダイニングテーブルの椅子に腰掛けた。


しばらくすると、コーヒーがテーブルに置かれた。


少し砂糖を入れて、ひとくち飲んだ。


「おいしい…」


「そう?なら良かったー」




< 5 / 11 >

この作品をシェア

pagetop