シンデレラタイム
「光里!もっと腰入れなさいよ!」
「だから何であたしが上なの!?」
「決まったことにぐちぐち言わない!」
あのLHRから数日経ち、我がクラスも体育祭の練習を始めました。
あたしは騎馬戦しか出ないから楽だと思ってたのに!
まさかまさかの上に乗る方。
下の3人でやる土台が良かったのに!
そんなこんなで文句言いつつ毎日毎日練習を重ねています。偉いでしょ。
練習の指揮を取ってくれるのはもちろんこの人、安田です。
そしてムカつくことに安田の指名で、あたしはみんなが嫌がる上のポジション。
自分が出ないからってぇ〜!
葵はもう1つの方の騎馬で下の土台をやってるなぜだ。
球技大会の時みたいに軽く怒られながらもまあ楽しく練習してる。