シンデレラタイム

その後戻ってきた先生に目の手当をしてもらい、あたしは眼帯をさせられた。最悪。


ゴミとか特に入ってないはずだけど、念のために眼科行けとのことだった。


行かないけど。面倒だし。



眼帯があまりにも似合ってなかったらしく、川藤改めフジと葵に眼帯姿を爆笑される始末。



失礼な！



ギャハハとか笑われて写メまで撮られて、いい笑いものだ。



フジとか知り合ってまだ1時間経ったぐらいなんですけど！？




てか1番腹立つのは真島ね。




「なんで笑ってんの、あんた。」

「いや、思いのほか面白くて…。」

「誰のせいだよ！」




一緒になって笑ってる真島の足を思いっきり踏んでやった。



ほんとに誰のせいでこんなになってると思ってんだバカ野郎。




3人に笑われ、何か無性に恥ずかしすぎるから早々に家に帰った。






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「ただいま～。あ、千花ちゃん。」

「あら光里、おかえり。今日の夜ご飯は焼きそ…ってどうしたの！？その目！」

「ちょっとドッヂボールでさ。」

「やぁだあ！下手なの！？」

「いや、よそ見してたから。」

「下手なんじゃない。ほら、手洗ってきてよ、ご飯だから。」



少しは心配しろバカ！と口から出かかった文句を飲み込んだ。