麗雪神話~青銀の王国~
2
それから数日。
セレイアが部屋に閉じこもっていると聞きつけたのだろう。
レティシアから部屋への招待状が届いた。
気分転換をさせてくれるつもりらしい。つんとしつつも心優しい王女らしい気遣いだった。
いつまでも部屋でうじうじ悩んでいても仕方がないし、セレイアは王女の部屋へと出かけることにした。
以前にも行ったことのある、淡いピンクの可愛らしい部屋のソファで、足と腕を組んで、レティシアは待っていた。
すでにテーブルには紅茶と焼き菓子が並べられており、いい匂いが漂ってくる。
レティシアはそれをつまみながら、ちょっと睨むようにして、現れたセレイアを見つめてくる。
「…それで。何がありましたの?」
開口一番、そんなことを聞かれてセレイアはとまどった。
セレイアが部屋に閉じこもっていると聞きつけたのだろう。
レティシアから部屋への招待状が届いた。
気分転換をさせてくれるつもりらしい。つんとしつつも心優しい王女らしい気遣いだった。
いつまでも部屋でうじうじ悩んでいても仕方がないし、セレイアは王女の部屋へと出かけることにした。
以前にも行ったことのある、淡いピンクの可愛らしい部屋のソファで、足と腕を組んで、レティシアは待っていた。
すでにテーブルには紅茶と焼き菓子が並べられており、いい匂いが漂ってくる。
レティシアはそれをつまみながら、ちょっと睨むようにして、現れたセレイアを見つめてくる。
「…それで。何がありましたの?」
開口一番、そんなことを聞かれてセレイアはとまどった。