麗雪神話~青銀の王国~
「あ、あの、こんにちは」
セレイアは驚かせないようにと、控えめの音量でプミールに話しかけてみた。
プミールは視線をセレイアに据えたまま、動かない。
―ふわふわと青銀の毛並が風に揺れる様が、たまらない!
セレイアは少し、近づいてみることにした。
「どこから来たの? 本当にきれいね」
近づいても、プミールは逃げるでもなく、ひたすらセレイアを見つめ続けていた。
間近で見ると普通のプミールより一回り大きい、という印象だった。
「あの…少し触っても、いいかな?」
プミールが拒絶するそぶりを見せないので、少しだけ…と自分に言い訳をして、手を伸ばした。
ふわふわの毛は案の定極上の手触りで、ちょっと手を乗せただけで自分の手が見えなくなるほど埋没する。そして、なんといってもあたたかい。
(か、かわいい~~~~~っ)
セレイアは一人悶絶した。
セレイアは驚かせないようにと、控えめの音量でプミールに話しかけてみた。
プミールは視線をセレイアに据えたまま、動かない。
―ふわふわと青銀の毛並が風に揺れる様が、たまらない!
セレイアは少し、近づいてみることにした。
「どこから来たの? 本当にきれいね」
近づいても、プミールは逃げるでもなく、ひたすらセレイアを見つめ続けていた。
間近で見ると普通のプミールより一回り大きい、という印象だった。
「あの…少し触っても、いいかな?」
プミールが拒絶するそぶりを見せないので、少しだけ…と自分に言い訳をして、手を伸ばした。
ふわふわの毛は案の定極上の手触りで、ちょっと手を乗せただけで自分の手が見えなくなるほど埋没する。そして、なんといってもあたたかい。
(か、かわいい~~~~~っ)
セレイアは一人悶絶した。