麗雪神話~青銀の王国~
サティエイトへの玄関口、地上にあるニーラの街は、国境の街だ。いろいろな国の旅人たちでにぎわっている。
サティエイトは来るものを拒まぬ国である。
ひっきりなしに旅人や商人が訪れ、たくさんの商売が生まれ、定住する者も多く、様々な資源が循環する素晴らしい環境にある。セレイアにとっても、一度行ってみたい国のひとつだった。まさかこんな形で、来ることになるとは思わなかったが。
青プミールの発着場は、町の三分の一を占める巨大な施設となっていた。
無数の青プミールが整然と並び、次々と旅人たちを乗せて空に舞い上がるのを見て、セレイアは思わず歓声をあげた。
「うわあ!」
ディセルも同調してくれた。
「青プミール、本当に青いね。すごいかわいい!」
「ね―!!」
サラマスだけが、無感動にあくびなぞしている。
「そうかあ? 俺には間抜け面に見えるけどなぁ」
サティエイトは来るものを拒まぬ国である。
ひっきりなしに旅人や商人が訪れ、たくさんの商売が生まれ、定住する者も多く、様々な資源が循環する素晴らしい環境にある。セレイアにとっても、一度行ってみたい国のひとつだった。まさかこんな形で、来ることになるとは思わなかったが。
青プミールの発着場は、町の三分の一を占める巨大な施設となっていた。
無数の青プミールが整然と並び、次々と旅人たちを乗せて空に舞い上がるのを見て、セレイアは思わず歓声をあげた。
「うわあ!」
ディセルも同調してくれた。
「青プミール、本当に青いね。すごいかわいい!」
「ね―!!」
サラマスだけが、無感動にあくびなぞしている。
「そうかあ? 俺には間抜け面に見えるけどなぁ」