愛ニ狂ッタ人
★★★
★ー★ー★
「……んっ」
目覚めると、白い天井が視界に広がった。
朝、か。
月日が経つのは、早いなぁ。
僕は欠伸をしながら、上半身だけ起こす。
そして、隣で眠る、僕の愛しい彼女を見て、自然と頬が緩む。
「……雪愛?」
声をかけるけど、彼女は起きない。
僕は苦笑した。
雪愛は相変わらず、朝1回声かけても起きないんだよなぁ。
僕は寝ている雪愛に1回キスをし、ベッドから降りた。
「……さて、行こうか」
復讐ノ、時間ダ。