さぁ、オレと恋をしてみようか
***
「次のデートの時さ、ウチ来ない?」
「えっ…?」
そう言われたのは、千織さんとの交際を認めてもらったその日に、わたしだけが千織さんを、お見送りした時に言われた。
「あー、でも。こないだ遊園地の帰り、芽衣子動物園行きたいって、言ってたね」
「あ、はい…」
「じゃあ、次のデートは動物園ね。んで、その次のデートはウチおいでよ」
なんか、千織さん急に積極的になった…?
そんなことないのかな。わたしの、考え過ぎかな。
「ちょっと、ガッつき過ぎかな。でもさ、お父さんにも交際を認めてもらった今、我慢する必要もなくなったわけだし」
が、我慢って…。
そんなわたしの頬を、千織さんがそっと手で触れた。
「芽衣子がしたかったキス、たくさんしような?」
「……っ、」
や、ヤダっ!なんか〝キュン〟って〝キューン〟ってなったよ、今!!
そう言った千織さんは、クスクス笑って、わたしの頭をポンポンと撫でると帰って行った。
「次のデートの時さ、ウチ来ない?」
「えっ…?」
そう言われたのは、千織さんとの交際を認めてもらったその日に、わたしだけが千織さんを、お見送りした時に言われた。
「あー、でも。こないだ遊園地の帰り、芽衣子動物園行きたいって、言ってたね」
「あ、はい…」
「じゃあ、次のデートは動物園ね。んで、その次のデートはウチおいでよ」
なんか、千織さん急に積極的になった…?
そんなことないのかな。わたしの、考え過ぎかな。
「ちょっと、ガッつき過ぎかな。でもさ、お父さんにも交際を認めてもらった今、我慢する必要もなくなったわけだし」
が、我慢って…。
そんなわたしの頬を、千織さんがそっと手で触れた。
「芽衣子がしたかったキス、たくさんしような?」
「……っ、」
や、ヤダっ!なんか〝キュン〟って〝キューン〟ってなったよ、今!!
そう言った千織さんは、クスクス笑って、わたしの頭をポンポンと撫でると帰って行った。