さぁ、オレと恋をしてみようか
***
「ヤダっ!芽衣子、行くわよ!」
「え?どこに…?」
デートから帰宅して、お母さんに千織さんとのやり取りを言うと急に立ち上がった。
「どこに、って決まってるじゃない!勝負下着買いに行くの!」
「は、はぁっ!?」
やっぱり、この人ぶっ飛んでるよ…。
「ヤダよ!だって、そんなのわたしが期待してるみたいじゃないっ!」
「なによー。少しは期待してるんじゃないの?」
「そ、そんなこと…!!それに、千織さんは〝キスだけ〟って、言ったもん!」
「バカねぇ。そんなのキスだけで、終わるワケないじゃない」
「なっ…!」
シレッとした顔で言ったお母さんに、言葉が出なかった。
「だから次のデート、千織くん家に泊まらせてもらいなさいね?」
「いや、ちょ、お母さんっ!」
「大丈夫よ。千織くんに任せておけば」
「そ、そういう問題じゃなくて…!」
キスするってだけでも、こんなに緊張してるのに、お母さんが変なこと言うから、意識しちゃうじゃないっ!
「と、とにかく!下着は買いません!」
「えー」
〝えー〟じゃないよ、まったく…。
なにを考えてんだか、この人は…。
「ヤダっ!芽衣子、行くわよ!」
「え?どこに…?」
デートから帰宅して、お母さんに千織さんとのやり取りを言うと急に立ち上がった。
「どこに、って決まってるじゃない!勝負下着買いに行くの!」
「は、はぁっ!?」
やっぱり、この人ぶっ飛んでるよ…。
「ヤダよ!だって、そんなのわたしが期待してるみたいじゃないっ!」
「なによー。少しは期待してるんじゃないの?」
「そ、そんなこと…!!それに、千織さんは〝キスだけ〟って、言ったもん!」
「バカねぇ。そんなのキスだけで、終わるワケないじゃない」
「なっ…!」
シレッとした顔で言ったお母さんに、言葉が出なかった。
「だから次のデート、千織くん家に泊まらせてもらいなさいね?」
「いや、ちょ、お母さんっ!」
「大丈夫よ。千織くんに任せておけば」
「そ、そういう問題じゃなくて…!」
キスするってだけでも、こんなに緊張してるのに、お母さんが変なこと言うから、意識しちゃうじゃないっ!
「と、とにかく!下着は買いません!」
「えー」
〝えー〟じゃないよ、まったく…。
なにを考えてんだか、この人は…。