さぁ、オレと恋をしてみようか
「ほら、早く入って、ソレ付けておいで。じっくり、見てあげるから」
「……っ!?ち、千織さんのエッチー!!おバカー!!」


大声で叫び、教えてもらった脱衣所にダッシュすると、千織さんの笑い声が聞こえた。


か、からかわれたんだ…。だけど、ボボボッと熱くなる身体。


そんな身体を落ち着かせるために、ぬるま湯のお湯で頭からシャワーを浴びた。


お風呂から上がると、千織さんの字で書いた紙と、その下に服があった。


【パジャマないでしょ?だからオレのTシャツ着たらいいと思って。用意してみた】


なんて書いてあって、ソレを広げてみると、ちょうどお尻が隠れるかな?くらいの丈のシャツだった。


ドキドキしながらも、真守さんに買ってもらった下着を身に付け、千織さんのシャツを着てみる。


洗面台の鏡で、自分の姿を見てみる。


「は、恥ずかしいな…」


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